ネットワークについては、キットに部品と簡単な取り付け台が入っていたのですが、配線を機械的にきっちり固定したかったので、(初めてなのですが)いろいろ考えて、合板で基板を作りました。
ローパスフィルター(ウーファー側)は、こんな感じです。
板のサイズは、150mm X 110mm, t9mm, 材質は何でも良かったのですが、入手の関係でシナ共芯合板です。端子は、サトーパーツ ML-1765-2Pです。コイルの固定には、4x8のステン・トラスタッピング・ビスを、端子の固定には3.5x16のトラスタッピング・ビスを用いています。(自分のための覚え書きです。)
ハイパスフィルター(ツイーター側)は、こんな感じです。アッテネーターの配線があるので、少し配線が多くなります。
板のサイズは、120mm X 90mm, 他はローパス側と同様です。ツイーターへの配線には、ツイーター付属のケーブルを用いたのですが、長さがギリギリで、少し厳しい感じです。
このような感じでエンクロージャーの底に固定しました。ハイパスフィルターは背板に付けようかとも思ったのですが、やや重量があるので、安全な底板取り付けとなりました。ケーブルの長さも合っていませんが、何れにせよ組み立て直す事になろうかと思います。
ウーファーのホールから内部を覗くと、このような感じです。この時点では、吸音材は側面のフェルトのみで、少なめです。
長岡鉄男流には、ネットワークの配線は最低限の距離でハンダ付け、接点は極力避ける、という事になろうと思いますが、今回はメインテナンス、改造のしやすさに主眼を置いて、このような配線となりました。 (ネットワークの定数については、音工房Zさんでも一般には公開していないようなので、あえて書きません。)