2013年5月3日金曜日

音工房Zの新しいキット:Z601-Modenaの製作(7) -- 仕上げ(そのに)

一旦、部品を全て外して(鬼目ナットまで外して)、仕上げをしました。もう一度240番の紙ヤスリでサンディングしてから、サンディング・シーラーを塗り、完全に乾いてから400番の紙ヤスリで(軽めに)サンディング。その後、ウレタン・ニスを塗って600番でサンディング、ウレタン・ニス、600番でサンディング、もう一回ウレタン・ニスを塗って、いちおう仕上げは終了という事にしました。


バーチ材で、しかも下地をきちんと作っておくと、ニス塗りは全く染み込まず、液体を載せる状態になります。これとサンディングを3回繰り返すと、表面はかなり平滑になります。

色は、例によって、薄い飴色になります。この黄ばんだ感じを避けて、サンディングをした状態の白木の色を出すために、白のポアステインを塗ろうかと最初は考えました。ところが、試し塗りをしたところ、バーチ材とはあまり相性が良くないのか、ちょっと白が浮いた感じになりました(シナ合板だと良い感じになるのですが)。この飴色は年と共に濃くなってくるわけですが、それも「素材の味」のうちでしょう。

完全に乾燥させてから部品を取り付け、取りあえずの完成となります。