箱が出来たので、細かい取り付け作業をして、取りあえずの完成となります。
端子のハンダ付けをします。今回は、ターミナル板は丸形の物を用いました。 スピーカー側は、取り外しできる端子にハンダ付けをするので、手軽です。
吸音材は、最初は少なめにしました。薄手のウールの吸音材、20cmx17cmを2枚、それから低密度の観賞魚フィルター用ろ過マットを3枚下部に入れる事にしました。
吸音材を入れた内部の様子です。
最後にユニットの取り付けです。取り付けには、付属していた4mmのタッピング・ビスを用いました。3mmの六角レンチを用いるので、かなり強固に固定できます。位置決め、仮止めしてからバリを削り、改めて取り付けをしました。ほぼ、フレームとバッフル面は面一になります。
完成して、音が出せる状態になりました。下に見える、音工房Zのキット、Z800-FW168HRよりも、ほんの少し、大きな箱になりました。
ウェブ・ページのデータシートによると、最初の100時間は極く小音量で 鳴らすように、という指定があるので、しばらくは小さな音でエイジングし、その後、測定、吸音材の調整などに入る予定です。(材料が届いてからここまでに、ひと月ほどかかっています。)