2010年12月27日月曜日

TDA7491KIT(配線と完成)

先日のブログでケース加工について書いた、TDA7491KITの配線をしました。もちろん、大した配線ではないのですが、意外とコネクターの圧着に苦労しました。入力部分に用いられている、JSTのXHコネクターはとても小さく、さらにバネ部分が折れやすく、慣れない上に目が良くないので、悪戦苦闘してしまいました(もちろん、圧着ペンチは用いています)。出力、電源の(VH)コネクターはともかく、入力については直接ハンダ付けした方が無難かも知れません。入出力の極性については、カマデンの説明書はやや分かりにくく、注意が必要です。

配線をして、簡単なチェックをした後、ACアダプターをつないで音出しをしました。特にトラブルなく、動いています。


目を覆いたくなるような配線ですが、とりあえず動いているので、いい事にします。チャンネル・セパレーションについては、あまり考慮していない配線ですが、インピーダンスが低めなので、たぶん大丈夫でしょう。


電源には、3300μF25Vの電解コンデンサーをパラレルに付けています(おまじないの様なものです)。ACアダプターは、秋月電子で購入した、45W級、15V3Aの物を用いています。


ボリュームは、10kΩ(A)の2連です。入力部の配線は、シールド線を用いるべきかも知れませんが、面倒なので、普通のビニール被覆線で行いました。入力側はAWG24、出力側と電源はAWG20の架橋ポリエチレン線を用いましたが、あり合わせのものを用いたので、色の分類はかなりいい加減です。

低価格のD級アンプという事で、広帯域なスピーカーにつなぐのは、ちょっとためらわれますが、iPhone等からの出力をフルレンジのスピーカーにつなぐのにはぴったりです。とりあえず、便利に使えそうです。